公益財団法人日本いけばな芸術協会は、いけばな普及活動事業として、6月6日を『いけばなの日』とすることを一般社団法人日本記念日協会に申請し、令和2年1月6日、記念日として正式に登録認定されました。
古来より芸道の上達を祈念し、稽古始めは6歳6月6日が良いと言われてきました。世いけばな芸術協会は、いけばな普及活動事業として、6月6日を『いけばなの日』とすることを一般社団法人日本記念日協会に申請し、令和2年1月6日、記念日として正式に登録認定されました。
古来より芸道の上達を祈念し、稽古始めは6歳6月6日が良いと言われてきました。世阿弥の「風姿花伝」の中に「稽古始めは6歳ごろが望ましい」とあること、歌舞伎の台詞に「6歳の6月6日」とあり語呂合わせがいいこと、指で数える時に「6」で小指が立ち「子が立つ」ということなど諸説あります。
近年、関西のいけばな協会が連携の上、6月6日を「いけばなの日」として提唱をし、各流派、各地域においても6月6日前後の日程で、いけばな体験教室や展覧会などが開催されております。
本協会は6月6日「いけばなの日」記念日を通して、いけばなの技術の習得のみならず、その歴史などから知見を広げること、花に直接ふれることで命の尊さやパワーを感じて人間性を豊かにしていただきたいと願い、いけばな芸術の普及と発展に向けて努めてまいります。
(公益財団法人日本いけばな芸術協会ホームページより抜粋)
華道(生け花)には多くの流派が存在していますが、その源流は一つとされており、互いに影響し合って発展を遂げてきました。
流派が違っても基本的な部分で共通するところが多いです。
草月流 ↑
小原流 ↑
未生流中山文甫会 ↑
嵯峨御流 ↑
池坊 ↑
日本の伝統的な文化である生け花は、実は世界中で愛されています。
欧米で親しまれているフラワーデザインとは違って、色鮮やかな花のみではなく、木の幹の形状や枝ぶり、葉や苔まですべてを花材として鑑賞する点で、海外の概念とは一線を画しています。
日本の生け花の魅力は四季折々の花を楽しむことができるというところです。
四季のある日本でしか生けることが出来ない作品がたくさんある点も、生け花の魅力です。
お花を見て癒される素敵な生け花、家で花瓶にお花を生けて楽しんでいる方も増えてきています。