サイアム太陽インターナショナル様は、タイやベトナムを中心とした蘭(デンファレ)や葉物(ポリシャス)等の切花・切葉の輸入している商社です。
主な農場はタイ王国のサムットサコーン県にあります。
年間の平均気温は30℃ 夏場40℃冬場でも20℃と、蘭や葉物の栽培に適した気候。
約100件の農場と契約しており、 デンドロビウム、アランダ、モカラ、オンシジューム、アランセラ、バンダ、ポリシャスなど様々な品種を収穫しています。
デンファレ アンニナ モカラ カリプソ
バンダ パチャラブルー ポリシャス
1974年に約1,200坪から始まった農場は、1980年代にタイでの蘭産業の成長に伴い、
約7,360坪までに拡大。
そして、さらなる事業拡大を目指すため、 タイで栽培された蘭や葉物を日本や世界へと繋げる「サイアム太陽」を設立し、 1995年頃から日本向けの出荷が始まりました。
日に最大5万本もの花を管理できる冷蔵保管・梱包施設があり、 厳しい選別で選ばれたお花が、今まで培ってきた技術や知識により徹底管理され、 安定した品質での出荷をされています。
農場1
農場2
アンニナ
■サムットサコーン県
県の名前、サムットサコーンとは「海・河川の町」という意味です。タイ中部のタイ湾に沿って位置しています。バンコクから西へ約30キロメートル、面積は872平方キロメートルです。北はナコンパトム県、南はタイ湾、東はバンコク、西はサムットソンクラーム県とラーチャブリ県に接しています。
■サムットサコーンの産業
サムットサコーンは海岸線に沿って平野があり、標高は約1-2メートです。県の中央をタイ湾まで川が流れています。その為、土地は農業資源に恵まれています。
また、首都バンコクに近いため、交通機関や輸送が便利で、国内外の多くの企業が投資する工業地帯となっています。そして製品を海外に輸出している企業もたくさんあります。マグロの缶詰工場はタイでは、一番大きい水産企業です。他に、冷凍加工海産物、電子部品、金属産業と繊維産業などがあります。
同県は41.8キロの長い海岸に面し、漁業・養殖業・また塩田も行われています。
その他、花・果物・野菜の栽培も行われています。例えば、ラン、レモン、ぶどう、マンゴ、ココナツなどが主要産品です。
■観光
バンコクの近郊に位置することから、週末にはバンコクからたくさんの観光客が訪れています。人気観光スポットはマハチャイ市場で、鮮魚や干し物の魚介類がたくさん揃っています。もう一つの楽しみはモーターボートで運河観光をしながら、美しく古い寺を眺め、また漁民の生活様式も観ることです。
そのほか、ベンジャロン村はタイでも有名な「ベンジャロン陶器」で知られています。色とりどりのラン等の花園や果樹園、パームシュガーの作り方も見学することができます。
■パーク・クローン花市場
バンコクのチャオプラヤー川沿いにあるタイ最大の生花市場。通りの両脇に100軒ほどの花屋が並び、蓮の花、蘭やジャスミンなどタイらしい花々や、寺院にお供えするための花飾り(プアンマーライ)が売られている様子を見ることができます。市場の中には、野菜や果物を売る店舗もあり、お花に囲まれた雰囲気の中を散策するだけでも楽しめます。タイの花々の美しさに心癒される花好きにはたまらないスポットです。