❖スイートピー生産量日本一の宮崎県
冬場の日照量が豊富な日南市は温暖な気候を利用して、スイートピーの出荷量日本一!
オリジナル品種も生産出荷しています。
宮崎県日南市で花き栽培をされている増田農園様はスイートピー栽培の先駆者。
冬場の温暖な気候を利用して、スイートピーの他、ダリア、ホオズキを栽培(夏季)されています。
親子で栽培に取り組まれているのは、
スイートピーは30年、ダリアは10年の歴史があります。
▪スイートピー 面積80アール (11月~3月下旬)
▪ダリア 面積40アール (10月下旬~4月)
▪ホオズキ 面積90アール (夏季)
✿ダリアは22品種、赤、白、オレンジ、紫、ピンク、複色等バリエーション豊かな品種が揃っています。
✿今年は「ナマハゲエポック」、「ルル」、の作付けが多いそうです。
✿スイートピーは27品種を栽培
※宮崎県のダリア
ダリアNAMAHAGEシリーズの品種適応性の検討(宮崎県HPより)
宮崎県は秋田県と連携し、ダリア育種の先進県である秋田県の育成品種NAMAHAGEシリーズのリレー出荷に取り組んでいます。
NAMAHAGEシリーズは気象条件の異なる秋田県で育成され、栽培時期も異なることから、本県の栽培時期の気象条件に適する品種を選定する必要があります。
そこで花き部では、NAMAHAGEシリーズの本県での冬春出荷作型への品種適応性について検討し、これまで6品種の適品種を選定しました。
NAMAHAGEシリーズは、毎年新しい品種が育成されており、品種適応性の確認について継続して取り組んでいます。
※宮崎県オリジナルスイートピー
✿パステル調の色彩が鮮やかな宮崎のスイートピーは、温暖多照な条件を生かして栽培され、全国一位の出荷量を誇る宮崎を代表する花です。
なかでも「みやざきオリジナルスイートピー」は、他県産地にない本県オリジナル品種で、花の品質が優れることはもちろん、定期的に花の日持ち検査を実施するなど、消費者ニーズに応える高規格スイートピーです。
おススメは、宮崎県のオリジナル品種『式部三姉妹』
「式部」、「紅式部」、「恋式部」
✿式部
2005年に開発された品種は、濃い赤紫(バイオレット)と青紫(パープル)の複色で平安時代をイメージ。宮崎県を訪ねた平安歌人の和泉式部にちなんで名づけられ、ドイツ・日本・オランダの品評会で高い評価を受けました。
✿紅式部
『可憐な次女・紅式部』2008年開発。式部の突然変異から誕生しました。
濃い赤(クリムゾン)と桃色(ビューティー)の複色。
✿恋式部
『夢みる三女・恋式部』2015年、式部の栽培中に突然変異株から誕生。
こちらも式部の栽培中に突然変異株から生まれた明るい桃色(ローズピンク)と淡い桃色(ライトピンク)の複色。
※『1月21日はスイートピーの日』
なぜ1月21日がスイトピーの日なのか?
スイートピーの花弁は旗弁、翼弁、舟弁の3種類の花びらがあります。
旗弁が1枚、翼弁が2枚、舟弁が1枚
花びらの数が1・2・1なので1/21がスイートピーの日と言われるようになったそうです。