クロダナーセリーさま

「秋色アジサイ」

 

■岡山県吉備中央町

岡山県の中央に位置し、標高200～500ﾒｰﾄﾙの高原地帯で、吉備高原と呼ばれる一角にあり、県南部と比べ冷涼な地域です。

 

元々バラの生産が盛んな地域でしたが、燃料の高騰などの理由から、ブドウなど他の作物に切り替える生産者が増えていったそうです。

 

クロダナーセリーさまも元々バラ一本で栽培されていましたが、バラに変わる花はないかと探していた時に、花屋さんから「秋色アジサイはどうか」とすすめられ、2011年頃から秋色アジサイを導入し今に至っています。（今では2,500株も栽培されています）

✿岡山県で最初にアジサイ栽培を始めたというパイオニアです。

■秋色アジサイとは

もともとは品種名ではなく、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって、時間をかけてアンティークカラーの色合いに変化した状態のことを「秋色アジサイ」と言います。

近年、新しく品種改良されてできた　西安（シーアン）やマジカル系などは、きれいな秋色に変化する品種です。

 

この地域はピンク系の色目が綺麗に出るアルカリ性の水質で、逆に青系の色目を出すのに苦労されているとの事ですが、写真の通り、青色もとても綺麗に仕上げられています。

✿西安クラシックブルー↑　青からグリーンのグラデーションが抜群。

 

✿西安クラシックピンク↑　ピンクからグリーンのグラデーションが非常に綺麗です。

 

■秋色アジサイは季節の移り変わりによって色が変化します。

初夏はピンクでも、秋には赤紫色になったり、白からエメラルドグリーンに変化したりと、夏から秋にかけて美しいカラーグラデーションの変化が楽しめます。

ギリシャ語で「ハイドランジア」水の器を意味する言葉で、水をたっぷり与えないといけません、10分に1回は水を噴霧して、温度管理・水管理もしっかり行っています。

ハウス内の写真↓

　

 

　

 

　

↑ピンクアナベル　グリーンアナベル

※品質・ボリュームは抜群です！

 

■近年のアンティークカラー人気、ドライフラワーブーム、ハンドメイドの人気により、秋色アジサイは切花としても人気です。

秋色アジサイの魅力は絶妙なカラーリング、切花として使い勝手がとてもよく、日持ちもする優れものです。

単品で飾ればオシャレに見えるし、ドライフラワーにしたり、スワッグやリースづくりにもオススメの花材です。

 

秋色アジサイに同じ色合いの花はひとつとしてないと言われ、想像もつかないような色の変化が様々で面白く、長持ちするので初夏から11月まで楽しめます。

 

美しい色の変化を楽しめる秋色アジサイ。

是非、お気に入りの色合いを探してみてください。