JA上伊那は生産量日本一を誇るアルストロメリア、上伊那オリジナル品種が中心のトルコギキョウ、さまざまな種類があるユリを三本柱に、上伊那は50品目以上の彩り豊かな花々を全国各地へ出荷している一大産地です。
アルストロメリアは暑さに弱く、十分な日照が必要な花で、標高が高く晴天率の高い上伊那は栽培適地です。
管内では生産者が一丸となって栽培に取り組んでいて、年間1000万本以上を出荷する日本最大の産地として知名度も上がってきています。
出荷期間は5月から12月と長く、花色も多彩。開花してからの日持ちが大変良いのも特徴です。
日本のアルストロメリア生産は、昭和50年代初頭にオランダ視察を契機に苗を導入したのが始まりで、導入初期から全国の生産を常にリードしてきたのが上伊那地域です。
JA上伊那のアルストロメリアは花き市場で常に高いブランド力を維持してきました。生産者のたゆまない努力により、アルストロメリアの最大の特徴である日持ちも向上しました。新品種の導入も積極的に進め、現在は約120品種を栽培、出荷しています。
数多の品種の中から、生産量の多い品種、希少品種、新品種を選抜した24品種を紹介します。
(姫路生花卸売市場内1階事務所前に展示しています。)