熊本県宇城市の『五蘭塾』を紹介させていただきます。
熊本県は天草の玄関口に位置する、人口1,400人の小さな島「戸馳島」、この小さな島に10軒の生産者が集まり、全国一の洋ラン出荷グループとして日々愛場を込めて洋ランを栽培しています。
1984年、この小さなこの島で育った草花農家、菊農家、バラ農家、イチゴ農家、それぞれの若い農家が「日本一の洋ラン産地を目指そう」と設立しました。
栽培期間の長い洋ランは、先を見越す力がとても大切です。「五年先のランを見据えて学び合っていこう」
そこから名付けた「五蘭塾」のブランド名です。
「エピデンドラム」 生産量全国1位 ↑
これまでギフト需要ばかりだったが中心だったがこれからは「自宅で長く咲き続け、育てやすいランが受けるはずだ!」そんな想いで塾員のほぼ全員が導入したのが南米原産のエピデンドラム。原種をよりコンパクトに、見た事のないような花色を、をコンセプトに島を上げて改良に改良を重ねて、1990年後半に登場したのがエピデンドラム「プリティーレディーミスミ」。
花屋さんでも名前さえ知らなかったマイナーな洋ランでしたが、これまで見た事のない花姿と、ミスミの類を明るい花色と鑑賞期間の長さに市場では争奪戦にまで。三角の名前共々全国区になり広がりました。
「デンファレ」生産量全国1位 ↑
温暖な島の気候を活用し、夏秋の主力商品として導入した南国育ちのデンファレ。
品種バラエティ、コスト競争力を高めるために、農家ながらタイの生産者と直接栽培契約。
このリレー栽培により優良品種の安定、大量出荷に成功。今では国内で圧倒的なシェアを誇り「デンファレなら五蘭塾」と言われるまでになりました。
「ギフト用胡蝶蘭」生産量&平均単価西日本№1 ↑
女性の生産者天川かおるさんを中心に始まった、白大輪花を中心とした贈答用胡蝶蘭の生産。
数あるギフト品の中でも取り扱いが難しいとされる胡蝶蘭を、女性の感性と丁寧さで見事に作り上げてきました。需要の大きさに応えるように現在では一年を通じて
7人の生産者が栽培するようになり、九州、熊本では圧倒的なシェアを誇るまでになりました。
「ミニ胡蝶蘭」流通シェア&伸び率№1 ↑
将来、欧米のように家庭で楽しめるコンパクトな蘭が普及する事を見越して五蘭塾の二代目を中心に導入したのがテーブルサイズのミニ胡蝶蘭。胡蝶蘭の華やかさ、花保ちの良さそのままに、リビングで楽しめるサイズ &「価格」までコンパクトにしました。
若い感性で陶器鉢などにもこだわって作り上げた商品は既存の花屋さんを超え、老舗百貨店、大手量販店で並べられるようになりました。母の日ギフトでも記録的なヒットを続けています。